トロイ戦術のルールとコツ

トロイ戦術は1日1盤の六角盤戦術パズルです。ルールは短いですが、選ぶ手は多く、五種類の駒に何ができないかが分かると盤が開けてきます。はじめての方は上から順に、四つの盤の勝ち筋は最後にまとめています。

トロイ戦術とは

六角盤の上で小部隊を動かし、その日の局面を解くパズルです。題材はイリアスで知られる四つの場面で、向かい合う二人の勇士、城門への攻撃、浜に引き上げた船の防衛、木馬の夜です。盤もルールも数値もすべて自作で、どの翻訳の文も使っていません。映画や市販ゲームとは関係ありません。

盤は1日に1つ開きます。同じ日に来た人は、同じ場面、同じ地形、同じ初期配置になります。盤の生成も対局もブラウザの中で行うので、アカウントは要らず、サーバーには何も送られません。

六角盤にした理由があります。四角い盤では斜めの隣が隣接なのに遠く、距離のルールがどれも長くなります。六角盤なら六つの隣がすべて同じ距離なので、一歩下がるという言葉の意味が一つに決まります。

基本ルール

一手とは

一手は駒が一つ一回動くことです。動いたあと射程内に敵がいれば、同じ一手の中で攻撃します。動かずにその場から攻撃することもできます。自分の駒がすべて動き終えると手番が移ります。駒が残っていても、手番を早めに終えることもできます。

先に動くのはギリシャ軍です。相手はボットで、画面にもそう出ます。ボットには二つの気質があり、盤ごとに決まります。大胆な型は目標と敵に詰め寄り、堅実な型は持ち場を守って、複数の敵が届くマスを避けます。

ダメージの決まり方

ダメージは攻撃力から守る側の防御補正を引いた値で、いつも同じです。命中判定も乱数もありません。同じマスからの同じ攻撃は必ず同じ結果になるので、運ではなく順番を考えるパズルです。

防御補正は二つだけです。槍兵は味方の槍兵が隣にいると受けるダメージが減り、城門のマスに立つ駒も少し減ります。どれだけ守っても最低1は通るので、二つの駒がいつまでも削り合うことはありません。

地形

平地は1歩、砂地は2歩かかり、岩は誰も通れません。城門と船のマスは、その盤の目標で、平地と同じ歩数です。戦車と木馬は砂地に入れないため、道のりが急に長くなることがあります。

このアプリ固有のルール

ここからは実際のコードが行うことです。下の二つの表の数値はゲームの定数から直接読んでいるので、画面とずれることはありません。

1日1盤、全員同じ

盤は日付から作られます。日付が場面を選び、同じ値が地形と初期の駒を置きます。ですから同じ日に遊ぶ人は同じ局面を遊び、盤のリンクを受け取った人も同じ局面を開きます。リンクには場面番号とその値と確認用の一文字だけが入っていて、一文字でも違うとリンクは開きません。別の盤を同じ盤として開くより、何も開かない方がよいからです。

五種類は数値ではなく軸が違います

槍兵は守り、弓兵は距離、戦車は速さ、勇士は力、木馬は荷です。速くて頑丈で安い駒がいる編成は、一つの駒に値札を三枚付けただけで、計算が増えて選択が減ります。この五種類はそれぞれ、ほかの駒にできないことをします。弓兵が隣の敵を撃てないのは欠点ではなくルールです。

取り消し

取り消しはいくらでも戻れます。一回押すと、自分の手番にもう一度なる時点まで戻ります。ボットの一手だけを戻して引き直すことはできません。ボットは同じ盤で毎回同じ手を指すので、引き直しても変わらないからです。

取り消しにペナルティも回数制限もありません。やり直しを押すと盤を最初に戻せます。

このアプリがしないこと

通常のプレイは時間を測らず、順位表もありません。対戦を入れて今日の盤に勝つと、サーバーが測った時間で共有の順位表に載ります。連続記録はありません。運による報酬も、販売するものもありません。ヒント機能もありません。あるように見せず、ないとお伝えします。盤を解くのに必要なものは、すでに画面にあります。

五種類の駒

種類移動攻撃体力射程できないこと
槍兵24101-1一人だけでは盾の壁になりません。
弓兵2362-3隣の敵は撃てません。
戦車4581-1砂地には入れません。
勇士36161-1一人しかおらず、倒れると終わる盤があります。
木馬1014-攻撃は一切できません。

四つの盤

盤勝ち方手数の上限
二人の勇士敵の勇士を倒せば勝ちです。60
城門の前城門のマスに入れば勝ちです。48
船のそば決められた手数まで耐えれば勝ちです。船のマスを取られると負けです。26
木馬木馬を城門まで運べば勝ちです。木馬を失うと負けです。56

初級のコツ

最初に弓兵を置きます。弓兵は2か3マス先からしか撃てず、隣に敵がいると何もできません。槍兵の後ろに置いて、前を槍兵に任せます。

槍兵は二人組にします。味方の槍兵が隣にいると受けるダメージが減ります。ばらばらだと普通の兵ですが、並ぶとボットが避けて回る壁になります。

戦車を先頭に出さないでください。4歩動けるので遅れて着いても間に合います。先頭に出すと複数の敵の隣に立つことになり、砂地には入れないので退路も塞がれがちです。

動かす前に、行けるマスが色で示されます。それを見て、立とうとするマスに何体の敵が届くかを数えます。二体以上なら、たいてい悪いマスです。

上級のコツ

順番がダメージです

同じ手の集まりでも、誰が先に動くかで結果が変わります。傷ついた敵を最初の手で倒せば、反撃されません。倒せない相手を攻撃しても、位置を教えるだけです。ですから毎手番の最初に、この手番で実際に取り除ける敵はどれかを考えます。

城門の前は戦うのではなく抜ける盤です

この盤は城門のマスに立てば勝ちで、守りを全滅させる必要はありません。三体の守りと戦うと手数が尽きます。槍兵で片側を押さえ、戦車でもう片側を回します。ただし先に砂地を確かめてください。盤によっては砂地が戦車の道を断ち、反対側の方が近いことがあります。

船のそばは手数を稼ぐ盤です

この盤は決められた手数まで耐えれば勝ちなので、倒すより遅らせる方に価値があります。狭い隙間に槍兵を二人並べると、攻め手は丸一手番を失います。手番を早めに終えることもできますが、動かなかった駒の数だけ手数が進むので、無料ではありません。じっとしているのが最善にならないように、わざとそうしてあります。

木馬は荷であり、守り手ではありません

木馬は攻撃できず、1歩ずつしか動けず、砂地も渡れません。先に木馬の道を決め、護衛は道の先ではなく道に沿って置きます。城門に護衛が立っても何も起きません。木馬を一マス先へ進める手の方が、ほとんどの場合よい手です。

つまずきやすい点

駒を押してもマスが光らないときは、その駒はこの手番ですでに動いています。動いた駒は薄く表示されます。手番を終えると、また動かせます。

行き先を押してもすぐ動かないときは、そこから攻撃できる相手がいます。敵を押すと攻撃、同じマスをもう一度押すと攻撃せずにその場で止まります。

弓兵は隣のマスを撃てません。弓兵は2マス先から撃ちます。まず1マス下がってください。

戦車が入れないマスは砂地です。色が違って表示されています。

受け取ったリンクが今日の盤を開いたときは、リンクが途中で切れています。壊れたリンクから近い盤を開くことはしません。送ってくれた人にもう一度お願いしてください。